東京オリンピック通訳ボランティアに必要な英語力はどれくらい?!資格はいるの?詳細解説!

外国人観光客に案内 ボランティア

東京オリンピックが2020年に東京で開催される。

政府は2020年に来日する外国人観光客の目標人数を2000万人から4000万人に大きく引き上げた!

2000万人以上の外国人観光客が日本にやってくるのだ!もちろん大半の外国人観光客は日本語を話せるはずがない・・・。

そこで通訳ボランティアの役目が重要だ!!!

通訳案内

出典:【第1回】あなたも「日本代表」になれる!東京オリンピックボランティアに参加してみよう!~オリンピックボランティアとは?~ http://japanese-team.jp/archives/5026

この記事ではとくに通訳に特化した通訳ボランティアついて説明する。

通訳ボランティアになるにはどれくらいの英語力が必要なのか、持っているとボランティアの選考に有利な資格など説明するぞ!!

1.通訳ボランティアに必要な語学力や資格

通訳ボランティアは通常のボランティアとは違い、通訳を専門におこなうボランティアの為、高い語学力が必要だ!

しかし、「語学力ってどれくらい必要なの?」と思っているあなたのために、通訳ボランティアに必要な英語力や、英語の資格について説明しよう!

1-1.通訳ボランティアをするにはどれくらい英語が話せればいいのか?

通訳ボランティアに必要な英語力はTOEICだと840点以上と言われている。 

「通訳案内士」という通訳の国家資格がTOEIC840点相当の英語力だからだ。だが実際に東京オリンピック組織委員会から明確にTOEIC何点以上が必要といった記述はない!

オリンピックボランティアの募集要領については詳しくはこちらの記事を読んでみてくれ!
https://olympic-fun2020.com/volu/recruit/

参考にできるのが、東京マラソンの多言語対応メンバーのボランティア語学力基準だ。グローバルで大規模なスポーツイベントという東京オリンピックとの共通点がある。

多言語対応メンバーのボランティア

出典:TOKYO MARATHON 2017 http://www.marathon.tokyo/volunteer/

中上級、上級、熟練の三段階に分かれている。


・中上級:TOEIC730点~820点未満

・上級:TOEIC820点~900点未満

・熟練:TOEIC900点以上


ガイドラインとして3段階とも「流暢かつ自然」なコミュニケーションというがポイントだ。

東京マラソンでは明確な点数の基準があるが、東京オリンピックではないので、外国人と自然な形のスムーズな会話ができることが重要だ。

1-2.通訳ボランティアに向けてのお勧めの語学資格と目安の点数は?

先ほどお伝えしたように、東京オリンピックには明確なTOEICの点数や、保有資格の基準は設けていない。

しかし、ボランティアの選考には書類選考と面接があり、資格を持っているというのは大きなアピールになるだろう!

ここでは、実用英語技能検定(英検)とTOEICTOEFLの3つの点数の目安を説明する!


・実用英語技能検定(英検)
もっとも有名な英語資格、通訳ボランティアをしたいなら「英検 準1級」以上が 選考に有利だろう。

TOEIC
先ほど説明したが、最低でも730点以上、アピールになるのは840点以上だろう!

TOEFL
英語を母国語としない人を対象にした英語試験だ。 目安としては550点以上だ!アピールになるのは577点以上だ!


1-3.通訳案内士の資格とは?

通訳案内士は旅行案内をおこなう国家資格で高い語学力が必要だ。2020年の東京オリンピックで多くの観光客がくるので、とても注目されている。

外国人観光客に案内

出典:日本の夏祭り・花火大会の説明・お誘いの英語フレーズまとめ http://eigo-tatsujin.net/phrase/10091/

合格率は20%をきるむずかしい資格で、語学力だけではなく、日本地理や日本の歴史、さらには経済や政治についての知識が必要だ。

現在登録されている通訳案内士は約1万9000人と少なく、外国観光客増加にともない、通訳案内士も増やしていかなければいけない。

間違いなく需要がある資格なので、2020年までに取得をめざすのはおススメだ!

2.英語以外の語学について

2020年の東京オリンピックには英語圏以外からもたくさんの観光客が訪れる。通訳ボランティアには英語以外の言語を話せるボランティアももちろん必要になってくる。

「英語以外の言語を話せるのでボランティア活動に活かしたい」と思ってる人や、「通訳ボランティアをめざすのにどの言語に需要があるのか?」と気にしてる方のために英語以外でお勧めの言語について説明しよう

2-1. 英語以外の語学は何がお勧め?

まず、日本に来る観光客はどこの国からが多いのだろうか?

観光客国割合

実はアジア圏がもっとも多いのだ!中でも中国が4分の1以上で一番多い!

中国は知ってのとおり、近年経済成長が著しく、今後も中国からの観光客は増加していくのが予想される。

また3位の台湾も公用語が中国語だ。

ということは、中国・台湾の観光客を合わると43.9%と半分近くの外国人観光客が中国語ということだ!中国語の需要が絶対的に高いのがわかるだろう。これから外国語を覚えたいという人は中国語が断トツでおススメだ!

また、2020年の東京オリンピックでは、例年では来ない国や地域からの観光客も増える。世界的にみれば、どの言語が多く使われているのだろうか?

世界の母語人口

中国語、英語がやはり多いが、スペイン語、ヒンディー語、アラビア語も多いことがわかる。

英語や中国語は通訳で話せる人が多いが、スペイン語、ヒンディー語、アラビア語を通訳できる人は少ないだろう。

話せるスキルを身につければボランティアの選考に圧倒的に有利になるだろう!!
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3.無償での通訳ボランティア募集について

オリンピックボランティアの活動は実はなかなかハードだ!

「大会ボランティア」という大会運営を担当するボランティアは10日間以上のボランティア活動が必須で1日8時間の活動だ。

真夏の中のボランティア活動は相当体力が奪われるだろう!

通訳ボランティアはそのハードな活動をおこない、通訳という高いスキルをもった人材が必要だ!この人材を無償で募集しているのだ。

これには、「通訳や翻訳業の否定」や「ボランティアという名目なら人をタダで使っていいのか」といった批判が相次いでいる!

通常の日常会話をできるレベルのボランティア参加なら無償でもいいかもしれない。きっとボランティア参加者も同意で、東京オリンピックに運営として関われる経験が重要と考えている人だろう。

しかし、通訳ボランティアを無償で使うのは反対だ!前述した通訳案内士も報酬を得て、旅行案内を行っている。

通訳案内士と同等の語学力が求められる通訳ボランティアを無償というのはおかしいだろう!

4.通訳ボランティアをするための養成講座や研修

2020年の東京オリンピックでボランティアを目指し、「本気で語学力を磨きたい」、「養成講座や研修を探している」方への情報になるぞ。

4-1.東京都主宰のボランティア育成講座とは?

東京都が主催している「外国人おもてなし語学ボランティア育成講座」というのがある。

外国人おもてなし

出典:東洋大学 「外国人おもてなし語学ボランティア」育成講座 https://www.toyo.ac.jp/site/csc/113197.html

オリンピックボランティアではなく、街で困っている外国人観光客がいた場合、自主的に声をかけ案内してあげるボランティアだ!

近年、外国人観光客が増えているので東京都の方針で、この「外国人おもてなし語学ボランティア」を増やしているのだ。

「外国人おもてなし語学ボランティア」には語学スキルによって2種類のカリキュラムがあり、無償で受講できる。ただし応募を行い抽選の結果、当選しなければならない!

応募時期・受講時期、定員に限りがあるので公式ページでチェックしよう!
外国人おもてなし語学ボランティア育成講座 受講者募集|東京都

この養成講座を受講していれば、東京オリンピックのボランティアの選考でもかなり有利になり、高い評価がされるだろう!

4-2.これから英語を習うには何がお勧めか?

これから英語を覚え、ボランティアで活かしたいならやはり英会話がお勧めだ!

英会話授業

出典:英会話教室に通うだけじゃダメ?アウトプット上達法4選 http://eigo-tatsujin.net/method/6866/

ボランティアを行い外国人観光客と会話をするなら、机上で勉強するのではなく、実際に英語を話す経験をするのがもっとも実践的だ!

オリンピックボランティアに興味があるあなたに向けて英会話教室を紹介

2020年の東京オリンピックに向けて、ボランティアに興味はあるが「外国人と日常会話をする語学力には不安があるな。。」と感じているそこのあなた!

ボランティアを行うためには「流暢かつ自然」なコミュニケーションが必要だ。
そこで早い段階から英会話レッスンを受けるのをおすすめする!

おすすめの英会話教室を2つ紹介。

駅前留学のNOVA

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●特徴
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